嘔吐恐怖症の20代女が全身麻酔を受けてきたが大丈夫だった話

全身麻酔って副作用に吐き気ってよく書いてありますし、そのリスク因子のうち、私の場合
・女性 ・50歳以下 ・非喫煙者 と3項目に当てはまっており、高い確率で発生するのではないかと気が気じゃありませんでした。

結局大丈夫だったので、これから全身麻酔を受ける方や不安で一歩踏み出せない方に少しでも参考になればと思い、
どんな感じだったか発信してみようと思います。

私の嘔吐恐怖症について(描写が苦手な人は読み飛ばしてください)

発症のきっかけは不明ですが、この恐怖症のせいで拒食症になり、9歳の時入院しています。
自分自身が嘔吐するのはもちろん無理で(8歳の時から21年間嘔吐できていません)
我が子が嘔吐した時もまだ少し抵抗があり処理した後しばらく震え、食欲がなくなります。

吐くくらいなら死んだほうがましと本気で思っているので、
つわりもえづくだけで怖くて何も出せず、夫婦で食中毒になった時も怖すぎて1週間くらい絶食していました。

懸念していたこと

麻酔そのものによる吐き気が一番怖かったのですが
全身麻酔中に挿入する人工呼吸器や、術後の酸素マスク、また首の手術だったので首を触られることにも恐怖を感じていました。

全身麻酔について

術前に、麻酔による吐き気が不安なことを複数の看護師に伝えました。
すると、麻酔中に弱い吐き気止めを一緒に点滴するから大抵吐き気は出ないこと、手術前や手術中に嘔吐する人はいないこと、
手術後吐き気がある場合はすぐに吐き気止めを投与すること等を教えていただき、「大丈夫だよ」と寄り添っていただけました。

実際、わずかでも吐き気を感じることはありませんでした☺️!
「気持ち悪くなりそう…」と感じることもありませんでした。

人工呼吸器の挿入について

全身麻酔時は自発呼吸が停止するため、人工呼吸器(気管チューブ)を挿入する必要がありますが
口の中を触られることに抵抗があるため(内科の舌を押す棒?も無理)
いつ入れるのか、そしていつ抜くのかとてもとても不安でした。

わたしの場合は、麻酔が効いているうちに挿入・取り外しが行われたため
人工呼吸器に対しての吐き気は全く感じませんでした。目が覚めたら酸素マスクを着けられていました。

酸素マスクについて

こちらも問題ありませんでした。
若干の鬱陶しさとなぞのクリーンな香りが気になりましたが、パニックになることはなかったです。

首を触られることについて

これは…しょうがないかな!!という場面もありました。
たまに強く触る先生がおり、その時は少し「ぐえ」っとなりました。
首を前に伸ばさない、脱力するのが「ぐえ」っとなりにくいコツかと思います。

しゃちょう

甲状腺がんについてのことや、毎日を楽しく生きるにあたって体験したものや良かったものを発信していこうと思います♡